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今日も遊家にて…
第十九話 磐城寿地縁復興純米酒
居酒屋に東北の酒があると、積極的に呑むことにしている。
それが福島であればなおさらだ。

磐城寿は福島の酒。須藤さんに薦められ呑むことにした。呑み方は常温。
一升瓶の裏ラベルを見ると、不覚にも泣けてきた。
磐城寿を醸す酒蔵は、浪江町にあったのだ。
ご存知のとおり、原発事故の影響で全町避難となっている。
蔵は太平洋に面した海沿いに位置し、日本で一番海に近い蔵を名乗っていたそうだ。
当然、蔵は波にのまれ全壊した。
今、蔵は南会津町の国権酒造の協力を得て、酒造を再開した。
山廃酵母が奇跡的に残り、その中から蔵直伝の家付き酵母をなんとか選別。最近の酒造りは、顕微鏡やデータ、パソコンを駆使して行うので、そのような選別も可能であったのだろうか。
(いろいろ調べると、県の発酵指導機関である福島県ハイテクプラザ会津若松技術支援センターにて保管されていたようだ。情報元:http://blog.livedoor.jp/sawakiya/archives/51771088.html#)

磐城寿は、常温で、変な癖もなく。とがった部分もなく。落ち着きある旨い酒であった。
滋味深い。

近い将来の地縁復興純米酒と、蔵が名づけたとおり、浪江町とそのコミュニティの復興を願いたい。


磐城寿
株式会社鈴木酒造店
福島県双葉郡浪江町請戸東向10

国権
国権酒造株式会社
福島県南会津郡南会津町田島字上町甲4037

写真は、遊家二子玉川店にて。8月24日新規オープン。焼き鳥と地酒を楽しめる。


2011年09月04日

コメント(4)

ごえも〜んさん、ご無沙汰です。
東北の酒は私も優先的に飲むようにしております。
磐城壽は震災の影響、原発の影響、
今回の震災で最も被害が大きかった蔵の1つと言っても過言ではなく、
是非とも復興を願って止みません。
小さなことでも一歩ずつ、
飲み手も造り手も進めれば良いなと思ってます。
2011年09月06日 21時54分44秒  ひなちゃん
そうですね!福島の内陸部だと、まだ大丈夫だと思うので、がんばって欲しいですね。
東電と国が損失を補償するはずだけど、時間がかかると思うので、それまでがんばって欲しい。
2011年09月18日 16時42分29秒  ごえも〜ん
ごえも〜んさん...ようやく書いて下さいましたね。
震災後、筆が止まっていらっしゃったので、心配しておりました。

私も日本に帰ったら福島の酒を飲めるだけ飲もう!と思っています。
幸い内陸の主要な蔵は、震災の直接の被害は軽微だったようですから。

2011年09月22日 02時05分38秒  tomtom
(*`◇´*)/ ハーイ♪僕自身は、地震の影響は無い神奈川住まいですので、ただ、サボってただけです・・・すんません

でも、震災直後、「これを機会に設備を一新できる!」って前向きに考えられないものか!っと、部外者ののんきさで考えたりしてましたら、直後のダンチュウの記事で、宮城の蔵がまったくその通りの発言をしていて・・・
やっぱりそうか!と思うと同時に、地震に対する提言的な記事は没になりました。(;´▽`A``

今後は、ちょっと、がんばって書こうと思ってます。一ヶ月たってしまいましたけど・・・

2011年10月13日 22時56分41秒  ごえも〜ん
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執筆者:ごえも〜ん
純米酒好き。
好きな酒は飛露喜。

ブログ:いざかやとかほうろうき