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今日も遊家にて…
第二十三話 酒器 飲みくちが薄いやつがイイ
土産物売り場で、酒器を見つけると吟味せざるを得ない。
でも、なんていうか“ぼてっ”とした飲みくちが厚手のやつは好きではない。

冷酒を飲む場合、飲み口の部分は薄手であればある程良いと思っている。
酒がうまくなるのだ。
手びねり風の厚手のやつは、きっと燗向きなんだろうなぁと、無い頭をを使って理由づけしていた。酒が熱いと、持つのも大変だからね。

所変わって、昨秋遊家本店で開かれたお酒の会にて、
試飲用のお猪口を選ぶ際、そのようなうんちくをたれてみた。
「冷酒は、飲みくちが薄手であればあるほど良いと思ってるんですよ」
そうしたら、川西屋酒造蔵元露木さんが、
「燗もだよ!」
と合いの手を入れた。
えっ!とびっくりして、その瞬間にはたと気づいた。
よくよく考えれば、燗酒もお猪口が持てないくらい熱いっていうのはあり得ない。徳利から猪口に注ぐ際にすでに適温に下がっているじゃない。
「であれば、あのぼってりとした厚手の猪口は何の目的があって!?」
という私の問に対しては、有効な答えなど無いのだが。頑丈ってだけでも取り柄と言えるか。

日本酒飲む場合、飲みくちが薄い酒器が良いということは、一般的に言えるようである。
でも、なんでうまく感じるのだろう。
縁が薄いと酒をより薄く広範囲で舐めるように飲めるからかなぁ。
感覚で言ってるんだけど、たぶん科学的根拠がありそうな気がする。

2015年03月13日

コメント(2)

私は、冷酒は写真のような薄いコップで飲みますが(ガラスの猪口も良いっす)
燗酒は厚手の猪口をよく使っております。
まあ...雰囲気ですね。民芸風徳利でお燗すると、どうしてもそれに合わせて
ボテッとしたのを、って感じでしょうか。
2015年03月24日 05時50分17秒  tomtom
雰囲気!同感です!
2015年04月10日 01時01分00秒  ごえも〜ん
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執筆者:ごえも〜ん
純米酒好き。
好きな酒は飛露喜。

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