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今日も遊家にて…
第二話 若水・・・
関東限定で、若水という酒米があることをご存知でしょうか?

私以前、ある蔵元に大変失礼なことを言ってしまった経験がありまして、
「若水を使った酒ってバッタみたいな味がする。草っぽい。やめればいいのに。」
と言う感じの発言です。
その蔵は、地元で酒米を作ってもらおうと思い立ち、若水を推奨し、相当苦労して栽培に漕ぎ着けたという経験のある蔵でありまして、思い入れも深いわけです。その本人にこんな事を言うなんて。
そのことにノー天気にも後日気がつきまして、自分の愚かさ加減に相当幻滅いたしました。これは、社会人として、人間として言ってはいけない部類のことだ。なに偉そうなことを!俺の馬鹿。

それで話は変わりますが、今春、
処は静岡の「呑や」という居酒屋での話。
ここの飲み屋の店主は、天才肌の男でして、自分の舌で判断して、静岡の酒に飲むべき酒は無し!と言い切れる男であります。その男前ぶりに拍手ものではありますが、可否は賛否あると思いますので置いておきましょう。
そういうことでラインナップしている酒は全国の名酒です。
そのうちの1つに鳳凰美田がありました。
私も、いろいろ呑み歩きしてますし、尚且つ鳳凰美田は得意分野でもありますので、
「この酒米なんでしたっけ?」って話をふると、
「これは、山田錦ですよね!」って自ら断言しちゃったわけです。
山田、雄町とそれ以外の酒米は分かりやすいですからね。
特に酒米の中でも山田錦は別格で、その独自の深い甘さは特徴的だと思うし。

「若水ですよ。」
って、店主に言われ、
え?
あ!!!!!
そういえば、この山吹色のラベルは若水のラベルじゃん!

(思考停止)
(そして、徐々に復活)
(心の中で恥ずかしさのあまり、七転八倒)

所詮、俺の舌はこのレベルか・・・
あれですね。
若水を再評価したんですけど、「これは山田錦?」と勘違いさせる擬似山田な味わいはあるのかも知れませんね。条件がハマるとですけど。
自己弁護ですけどね。恥ずかしいことこの上ないです。




2009年12月18日

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執筆者:ごえも〜ん
純米酒好き。
好きな酒は飛露喜。

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