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火入れ(ひいれ)

火入れ(ひいれ)とは、日本酒を低温加熱殺菌する工程のことです。

低温(55~65度)で約30分間加熱殺菌することで、それ以上発酵が進むことを抑えて酒質を安定させ、腐敗を防止します。

日本酒に火入れをする場合、貯蔵時と瓶詰時の二回火入れをするタイミングがあります。二回とも火入れをするのが基本ですが、貯蔵時に一回だけ火入れしたものを生貯蔵(なまちょぞう)、瓶詰時に一回だけ火入れしたものを生詰(なまづめ)、一度も火入れをしないものを生酒(なまざけ)と呼びます。

pasteurization