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加水(かすい)

加水(かすい)とは、搾った酒のアルコール度数を調整するために水を加えることです。加水しない酒は、原酒(げんしゅ)と呼びます。

一般的な日本酒では、原酒のアルコール度数がおよそ20%くらい、そこへ加水してアルコール度数を15~16%くらいに調整します。

尚、仕込みごとに若干異なるアルコール分を調整するため、アルコール分1%未満の範囲内で加水調整することは差し支えないことになっていて、この程度までの少量の加水が行われた酒に「原酒」と表記される可能性があります。

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