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ヤコマン(やこまん)

ヤコマン(やこまん)とは、吟醸香の元になる物質を醪(もろみ)から液体として抽出する装置のことです。抽出された吟醸香は、他の酒への着香(ちゃっこう)に用いられます。

この装置で抽出された吟醸香を冷やして得られる液体そのものをヤコマンと呼ぶ場合もあります。また、人工的に着香する技術や、人工的に着香された酒をヤコマンと呼ぶこともあります。「ヤコマンを添加した酒」という具合です。

ヤコマンという呼び名は、この装置を開発した研究者達の頭文字に由来しています。

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