どっしりと奥行きのある米の旨味が活きている。
この蔵独特の酸味が口の中で清冽に広がる。
少々癖のある食材でも合わせることができる懐の深い酒。
ぬる燗につけて、ゆったりと楽しみたい。

上立ち香はグレープフルーツのような果実香。
瓶内で二次発酵させ仕上げた発泡にごり酒のため、
炭酸が舌に刺激を与え、口中の脂っこさを洗い流してくれる。
ドライな味わいに仕上がっており、洋風の肴との相性も良い。
開栓の際には、ふきこぼれに注意が必要。

愛媛の肴、じゃこてんに合うように醸された酒。
冷やし過ぎは少々硬さが残るが、空気に触れ、やや温度が上がると、香りと甘さが花開く。

するりと滑らかで軽快な口当たり、しかし少し時間が経つと、口の中で上品な甘さと奥行きある旨味が広がり、甘味由来の苺様の含み香が楽しめる。

苺を想わせる
甘味由来の香り、
じんわりと広がる米の旨味。
すっと切れる味わいが
次の一口を誘う。

この蔵独特の甘味と酸味。
これ以上ないバランスで
味わいの均整が取れている。

ヨーグルトを想わせる酸味と、
軽妙かつ存在感のある甘味。
口の中でゆっくりと広がる旨味が面白い。

柔らかな飲み口。
心地よい酸味と程よい甘味、
甲州ぶどうを想わせる奥深い味わいが楽しめる。

浅間酒造の都内向け商品『浅間山』。
しゃくなげ酵母を使用した純米吟醸。
ほのかに香る完熟バナナのような上立ち香。
ほどよい重量感と拡がる旨味、そして心地よい酸味。
洋食系の食事にも合う食中酒。
冷やして良し、少し温めても良し。

柔らかな甘味と奥行きある米の旨味。
スッキリとした味わいとキレのあるのど越しが楽しめる。
数値ほど鋭い辛さを感じないが、日本酒度プラス９の辛口酒。
鍋でも、刺身でも肴を選ばない食中酒。
また、肴によって温度を変えて楽しむ事が出来る。鍋には燗で。

秋になると「ひやおろし」が楽しめる。
ひやおろしとは、春に絞った新酒を火入れし、
ひと夏、蔵で熟成させたもの。味わいに深みが出る。
この酒は、うすにごりのにごり部分を取り除き、火入れ後、常温熟成させたもの。
力強い味わいと存在感ある酸の後に、空気に触れるにつれ、柔らかな旨味と上品な甘味が訪れる。
冷でも常温でも燗でもそれぞれ楽しめる、肴を選ばない食中酒。

酒造好適米の山田錦（兵庫県産）と
地元酒米の松山三井を半分ずつ使用し、
手造りで丁寧に醸された酒。
クリアな酒質でほのかな甘い香りと
奥行きのある味わいの食中酒。
じっくりと盃を傾けたい。

青リンゴのような爽やかな香りと、
マンゴーを食べているような甘味と酸味。
最後に、ほのかに苦味が現れるが、よいアクセントになっている。
とても綺麗で上品な味わいのお酒。
中部国際空港限定醸造品である。

苺のような甘い果実香。
はっきりとした味わいで、甘味と酸味のバランスが良い。
クリアな酒質を持つやや辛口の酒。
最後に訪れるビターチョコのような苦味が、
口の中をすっきりとさせてくれる。

サラリとした和三盆糖を思わせる上品な甘み。
米由来の奥ゆかしい香りとバランスのとれた味わい。
きれいな酒質を持つ食中酒。
新酒を火入れし、
タンクでひと夏熟成させた「秋あがり」。

平成16年度に造った「山田錦」、「雄町」、「五百万石」、「亀の尾」等、
７つの酒米による純米酒。おのおのの「責め」の部分をブレンドし、１年半熟成させた純米酒。
各米の個性が熟成により一つにまとまり、旨味に奥行きを持たせている。
温めることで、更に味わいが深くなる。
「責め」とは、酒を搾る時、圧力をかける事。

火入れや濾過を行っていないフレッシュな酒。
端麗な旨味、マスカットのような香りと微かな酸味、
そしてほどよいキレが楽しめる。
透明ボトルに詰められた酒は、酒本来の色である青みがかった黄金色。

梅の花を想わせる甘酸っぱい含み香。
甘味と旨味が口中に拡がる。数値ほど酸味は強くない。
時間が経つにつれ、キャラメルのような香りが現われる。
酵母添加を行わず、蔵に住む天然酵母を使用した
本格的な山廃で仕込まれた酒。

サラリとした口当たりで
クリアな味わい。
上品な甘味を持つ辛口の酒。
奥行きのある旨味も有する。

すっきりと軽やかな口当たりの中にも、
しっかりと米の旨味が乗っている。
米のジュースといった趣の味わいを持っている。
冷でも温めてもおいしいが、この時期ならば人肌よりも上の温度で。