冷やしてあるので香りはそれほど感じないが、この温度にしては強い気がする。味は濃い!口に含んだ時から後味の余韻まで強く味を感じる。純米でないのにこの味わいは強すぎると感じるほどの濃厚さである。フレッシュ感と香りもあってとても良い。

前出の私のコメントにも書きましたが楽しみにしていた今年のお酒、
吟醸酒と見まがいます。立香華やか、含み香大人しめ、ガツンとアルコール感が来ますが、二杯三杯と進むうち気にならなくなって来ました。

旨い！　このお値段では出色の一品じゃないですか！？
見つけたら即買い！です。

データ
静岡県産山田錦１００％
５５％精米　１７～１８度未満
酒度　＋７　酸度１．８
２００５．３製造
杜氏　菅原富男氏（南部杜氏）
１，８　税込み２３７０円にて購入

含むと見事なまでにスゥっと入って口内に広がりますね。穏やかだなと思いつつもを味わいのある米の甘みと旨味、次いでリンゴ酸をバランス良く感じながらヒケるのでそれが心地良くて旨いと思える瞬間ですね。流石は実力蔵です。唸りました。

行きつけの酒屋さんから最近良くなってきたと言われたある酒を飲んでいる途中、父の日が近づいてきたので磯自慢の「青春」を贈り物用に買い、ついでにその隣にあった富蔵を自分用に買ってきてしまいました。
これをその日に飲み出したら、まだ飲みかけの前の酒(悪くはなかったんですよ。)を飲む気がしなくなりました。可愛そうだけど料理酒にしてもらおう。
ほどよい香り、お米のうまみが、自然と味わえる酒です。
飽きずに５升まではいけそうです。

考えてもどうにもならないつらい話に心を痛めていたとき，昔なじみの良き友人のようにそこにいてくれる。穏やかな性格で出過ぎるところはないがバランスがよく周りへの配慮が行き届いている。どうしても彼の悪口を思いつかない。そこにいてくれるだけで痛めた心を包み込んで癒してくれる。食中酒の完成した姿の１つである。香り，甘み，余韻，ただ心が癒される。

瓶の底に少しオリがあるオリがらみ。香りはほんのりとフルーティー。開封初日、非常に軽い味わいでありながらうまさがあり切れの良い辛口。とても良いと思っていたら翌日には濃い口のとても濃厚な感じへと変化する。3日くらい経つと徐々に軽くなってきた。初日は良かったがトータルとしてイマイチ。

東京駅で見かけて、静岡のお酒は初めてだったのですが、買ってみました。

精米歩合55%、アルコール度数15度で、山廃の酸味はありますが、味のキツさは抑えていると思います。冷で飲んでみましたが、香りは米の香りで、旨味はほどほどに、良い感じで抑えてまとまりが出ています。

へしこをあてに飲んでみましたが、味の強いあてに負けない、それでいて飲み飽きない味わいに、満足しました。

わかった、なんとメロンの味だ！なにか覚えがある味わいに考え込んでいたら、ひらめいた。すごいな、この酒、メロンの味がする。
匂いは控えめです。よくできた大吟醸、水のようにスーッとひっかかりがありません。余韻の上品な甘みとうまみで楽しめます。

辛口に仕上がっていて、後口はやや甘い。
米の旨みがよく出ている、とても美味しいお酒です。

透明感があり、すぅーっと流れるように消えていく様が印象的です。
二口、三口と少しずつ味わいがふくらんできました。
濃く力強い酒に比べるとインパクトは強くないけれど、
とても上品で静岡らしい清流のようなお酒でした。